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関西エリアでイノベーションを推進し、人材育成や企業間連携の新たな拠点として大きな注目を集めているのが、大阪・梅田に誕生したコワーキング型オフィス空間「JAM BASE(ジャムベース)」です。JAM BASEは、多様な人々が集い交わることでアイディアやイノベーションを生みだす、グラングリーン大阪の中核機能施設として位置づけられています。企業、大学・研究機関、スタートアップ、ベンチャーキャピタルなどが集まり、新たなアイディアを形にし、社会実装や事業化への挑戦を行う活動を支援します。民間や行政、経済団体が一丸となってイノベーションを後押しし、拠点としての役割を果たすことを目指している点が大きな特徴です。
そんなJAM BASEにTeam Energyが拠点を移しました。大阪拠点としてJAM BASEに入居することで、グループ企業の事業成長や新たな会社づくりの仕掛け、地域創生の活動を推進し、大阪を軸とした事業創出や起業創業、地域の活性化を図ることを目的としています。関西で新たな会社や事業を生み出し、地域の課題解決と地域発ブランドの創出にも貢献していく方針です。また、グループ内で培ったノウハウやリソースを活用し、地域と密接に連携することで、地域の人材や企業と共に成長する場を提供します。具体的な活動としては、入居企業やJAM BASEのサロン会員と積極的に交流し、イベントを通じたネットワークの構築や新規事業のアイディア創出、地域ブランディング強化などに取り組んでいく予定です。
今回は、実際にJAM BASEへオフィスを構えたTeam Energyのメンバーへのインタビューや施設見学を通じて、この新拠点がもたらす可能性について徹底取材しました。広々としたラウンジから各種イベントが行われるキッチンスペースまで、写真を交えてオフィスの雰囲気をお伝えしていきます。さらに、今後開催を控える「AI CEOオーディション in JAM BASE」についても軽く触れながら、JAM BASEが生みだすビジネスシナジーの魅力に迫ります。
圧倒的な開放感とテーマ性のある空間づくり

ビルに足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのが開放的なコワーキングスペースです。自然光がたっぷり差し込む空間は、訪れるだけで気持ちが前向きになると評判です。フロアによってシックだったりカジュアルだったりとインテリアの雰囲気が異なるため、好みやその日の仕事の内容に合わせて作業場所を選べるのが大きな魅力となっています。

Team Energyが実際に入居しているオフィスの窓からは、梅田の街並みを一望できます。大きな窓による開放感があるため、そこにいるだけでもリラックスしながら仕事を進められるのが大きな魅力です。

キッチンスペースは自由に利用できるだけでなく、イベント時にはたこ焼きパーティーや簡単な料理体験など、参加者同士でコミュニケーションが生まれる楽しい場としても機能しているそうです。
移転の背景と期待感

JAM BASEにオフィスを構えるTeam Energyグループ企業は、AIを軸とした事業を展開するキャナルAIです。移転をした背景について、代表の陸海さんはこう語ります。
「梅田というアクセスの良い立地や、施設の快適さに惹かれたことは大きかったですね。以前はオンラインで完結する業務が多かったのですが、JAM BASEのようにいろいろな業種・職種の方が集まる場所では、想定外の出会いから新たなビジネスチャンスが見いだせるのではないかという期待がありました」
社員のモチベーションと働き方の変化

実際にJAM BASEへ移転してからは、想像以上のスピードで新しい交流やアイディアが生まれているといいます。特に、ハーマンミラー製のチェアや最新設備のおかげで、社員が腰痛などを気にせず集中できるようになった点は大きな収穫とのことです。

「腰痛で悩んでいたメンバーが、ハーマンミラーの椅子に座るようになってから驚くほど改善したという声を聞きます。JAM BASEに移転してからはラウンジやキッチンスペースで作業したり、ミーティングも自由に場所を変えたりと、かなり柔軟な働き方ができるようになりました。結果的にコミュニケーションも活性化して、チームの一体感が増したと感じています」

さらに、社内にはデザイナーがいて、最初にこのオフィスを見たときに「こんなところで仕事がしたかった」と感激していました。エンジニアやデザイナーなど、職人系の仕事に携わる人ほど、空間の雰囲気や開放感を重視する方が多いように思いますが、その点でもJAM BASEは大きな魅力があるようです。たまたま私の会社で働いてくれているエンジニアの方は、わざわざ琵琶湖のほとりに行ってノートパソコンを膝の上で叩くようなワークスタイルが好きな人ですが、ここに来て窓際でパソコン作業をするのがとても気持ちいいと話しています。オフィス環境の充実が、社員のモチベーション向上や創造力の発揮に直結していることを強く感じます。

JAM BASEのなかでも、陸海さんが特にお気に入りだというのがテラスからの眺望です。都市の景色を見下ろしながら風を感じられるこのスポットは、ちょっとした気分転換にぴったりなのだとか。
「テラスから外の景色を眺めながら休憩するのが本当に好きですね。息抜きに外の風を感じていると、不思議と頭がスッキリして新しいアイディアが浮かぶことも多いんです。仕事で煮詰まった時は特に、テラスでリフレッシュするのが定番になっています」
こうして、ラウンジやキッチンスペースだけでなくテラスも含めた多彩な共有空間が、業務の効率やモチベーションを高める上で大きな役割を果たしているようです。
他の会員企業やフリーランスとのコラボと人脈づくり

JAM BASEでは、月に一度以上は何らかの交流イベントや勉強会が行われるそうです。陸海さんによると、こうしたイベントに参加することで普段なら出会えない大手企業の担当者や投資家、個人事業主の方と知り合うチャンスが生まれ、結果的に商談や共同開発の話につながるケースも増えているといいます。
「書き初め大会や料理体験のような、ビジネス色が薄めのイベントが意外と盛り上がるんです。初対面でもすぐに打ち解けられるので、オフィシャルな場では話しにくい内容でもオープンに話せたりして、そこからシナジーが生まれることもしばしばあります」
JAM BASEには大手企業の拠点だけでなく、個人会員として入居しているフリーランスの方も多く在籍しています。クラウドソーシングを通じてオンラインだけの関係で仕事を頼むのではなく、実際にイベントや共用スペースで顔を合わせて話せる相手に仕事を発注できる安心感は大きいようです。

「イベントで直接お会いすると、その方の人柄や仕事への取り組み方を把握できます。オンラインだけで知らない相手に依頼するより、顔を合わせてやり取りした方がミスマッチが少なく、双方にとって安心感がありますよね。結果的に作業の進捗管理や品質面でも安心して任せられますし、もし何か問題が起きてもすぐに相談して解決できるのが大きなメリットだと思います」
こうしたリアルな場でのやり取りによって、お互いの得意分野や仕事の進め方を把握しやすくなるため、最適なマッチングがしやすいのもJAM BASEならではの利点といえます。仕事のパートナーを探すだけでなく、新たなアイディアやビジネスチャンスに繋がるきっかけづくりの場としても、JAM BASEのコミュニティが大いに活用されているようです。
AI CEOオーディションの開催について

Team Energyは、関西エリアでのイノベーション推進や起業支援を後押しする取り組みとして、このJAM BASEで「AI CEOオーディション in JAM BASE」の開催を予定しています。本オーディションは、AIを活用した新規事業アイディアや経営ビジョンを持つ個人やスタートアップ企業を対象に、未来の経営リーダー(CEO)を発掘・育成することを目的としたものです。実施にあたっては、大手企業の経営者や業界の有識者が審査やメンタリングを行い、選出されたアイディアやチームが事業化に向けた具体的なサポートを受けられる仕組みになっています。
JAM BASEという多様な企業やフリーランスが混在する環境で開催されるからこそ、業種や分野を超えた協業やコラボレーションが生まれやすいのも大きなポイントです。今回のAI CEOオーディションを機に、新しい経営モデルやサービスアイディアが大阪から全国、さらには世界へ羽ばたいていく可能性も十分に考えられます。
まとめ

梅田駅から徒歩数分とは思えない広々とした空間やイベントを行えるキッチンスペース、そして多種多様な会員同士が自然につながるネットワークづくり――冒頭で触れたとおり、JAM BASEはイノベーションを生みだす拠点として大きな魅力を持っています。
Team Energyがここに拠点を移したのも、まさに「リアルな場の化学反応」を重視しているからにほかなりません。実際に社員の働き方やモチベーションが変わり、新たなビジネスシナジーを得やすい環境が整っていることが、取材を通じて伝わってきました。
今後、JAM BASEでは「AI CEOオーディション」の開催をはじめ、さまざまなイベントやコミュニティ活動が計画されており、この場がますます活性化していくことが期待されます。最先端のオフィス環境と、リアルな場だからこそ生まれる出会いが結びついて、関西エリアから新たなイノベーションが誕生する日もそう遠くないでしょう。
以上、JAM BASEの魅力とTeam Energy陸海さんのインタビュー、そしてオフィス見学のレポートを中心にお届けしました!