2023.09 12

インタビュー

等身大のTeam Energyをラジオで発信!社内外ラジオの効果や目指す未来


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等身大のTeam Energyをラジオで発信!社内外ラジオの効果や目指す未来

目次

現在Team Energyでは2週間に一度、社内外ラジオを発信しているのをご存知でしょうか。その名も「Team Energyの夢と事業を育てるラジオ」!

MCはTeam Energy株式会社 取締役CPO 金田と同社PR/マーケティング担当の斎藤が務め、編集や制作はコトバリスタ株式会社の西川氏が担当し、毎回Team Energyのメンバーがゲストとして登壇しています。

そんなラジオを始めたきっかけや反響、これからの展望などを聞きました。

金田 隼人
Team Energy株式会社 取締役CPO
1990年、埼玉県深谷市生まれ。大学在学中に、世界一周大学巡りを企画実施、複数社からスポンサーを募り23カ国50大学を訪問。2013年、教育会社の取締役副社長就任。「営業学」の研究をテーマにPBLを活用した独自プログラムを展開。2016年、株式会社ネームレス創業、代表取締役就任。大手企業・老舗企業など複数の企業や組織の新規事業に参画。2017年、大阪イノベーションハブ初の東京担当プロジェクトディレクター拝命。2019年から「プロデュースシンキング®︎(プロデュース思考®︎)」を提唱すべく研究活動・研修事業を展開。現在Team Energy株式会社でCPO(Chief Produce Officer)を務める。

西川 敏矢
コトバリスタ株式会社 代表取締役
東京都立川市生まれ。中央大学法学部卒。ラジオ局2社を経て2013年独立。「いつでもどこでもだれでも」をコンセプトに全国を飛びまわり出張収録。コミュニティーFMから県域ラジオ局まで、幅広く自社コンテンツを提供中。出張を繰り返す中でご縁があり群馬県みなかみ町を取材。町民、観光協会、町役場とインタビューしていく流れで町長にまで届き、コンペに出場。これまでとこれからのプレゼンが認められ、2015年3月から地域活性化の取り組みに参画している。また、価値あるコミュニケーションが求められていると考え「社内ラジオ」をスタート。大企業から町の音楽教室に至るまで導入実績があり、これからも伸びていく分野として力を入れている。

ラジオ番組で知り合い「声をかけるタイミングが来る」と確信

── まずは「コトバリスタ株式会社」について教えてください。

西川:コトバリスタは2013年に設立した、音声コンテンツ制作会社です。ラジオやSpotifyの番組制作のほか、社内に発信する「社内ラジオ」の制作も行っています。

── 金田さんとはどのように出会ったんですか。

西川:金田さんと出会ったのは2018年ごろ。僕がFMヨコハマで「ゴトバナ」という仕事でキラキラ輝いている人に話を聞く番組をやっている時に出演者として紹介していただいたんです。その後金田さんから「CEOオーディションのラジオ版を考えている」と連絡が来て、ラジオ番組制作をすることになりました。

※「Team Energyの夢と事業を育てるラジオ」が始まる前は「CEOオーディション Radio Stage」という番組名だった

金田:ラジオの制作をやっているという知り合いはいなかったので、会った時から「西川さんに声をかけるタイミングが必ず来るな」と思っていました。ようやく機が熟して声をかけたんです。

人材を確保するために社内ラジオが普及しつつある

── 最近「社内ラジオ」が増えてきているのには、どんな背景があるのでしょうか。

西川:社内ラジオの制作は、2011年ごろから取り組んでいます。その背景には企業の「いい人材を採用するのが大変」「いい人材にずっと働いてもらうのが大変」という問題があるんです。

最近の傾向として、いい人材ほど会社でスキルアップをして、転職などで次のステージにステップアップするという流れがあります。社長としては会社に愛着を持ってほしいですよね。より長く務めてもらうために、居心地の良さや上層部とのコミュニケーションが欠かせなくなってきています。

また、ある程度の企業規模となると、名前しか知らない社員も増えてきますよね。コミュニケーションを取りたくても毎回飲み会に誘うわけにはいきません。そんな時に業務時間内で社員と向き合い、面談ではない形で深いコミュニケーションが取れると注目されているのが「社内ラジオ」です。

「社員とのコミュニケーションが取れる」「社員が上層部の考えや人柄を知る」。この2点が社内ラジオが普及している理由だと感じています。

多種多様なメンバーを知り、発信する必要があった

── Team Energyはなぜラジオをはじめることになったのですか?

金田:Team Energyのメンバーは、意外と接点が少ないんです。自由な環境・場所で、自分の時間で働いているので、1つのオフィスで毎日みんなで顔をあわせて働く会社ではありません。

だからお互いにどんな仕事をしているのかはわかっていても「なぜTeam Energyに参画したの?」みたいな部分は、普段の会話ではなかなか話せない。パーソナルな部分を伝えられる場を作るのが難しいんですよね。

── Team Energyは特に、過去の経歴が特殊な人が多いですよね。

金田:いろいろなバックグラウンドを持って社長になったり、副業をしていたりと多種多様です。

だからこそ30分番組のなかで、どんな人がやっているのか・この人はどんな人なのかを深掘りします。ラジオなら話を自分だけが聞くのではなく、それを発信して社内の人にも知ってもらえます。さらに、これからTeam Energyに参画しようと思っている人にも発信できると思いました。

ラジオの音声で「生身の声をつたえる」っていうことが、すごく大事なんじゃないかなと感じています。

いいことも悪いことも伝えるから「ブランディング」になる

── ちなみに社内だけではなく社外にも発信している事例はありますか。

西川:たとえばPR Timesさんや伊藤園さん、ポルシェやエルメスなどの世界的なブランドもラジオや音声コンテンツで世界観を発信しています。ラジオをブランディングの一つとして捉えているんです。

ラジオだと会社の良いところも悪いところも見えてしまう。でもその失敗例を見せることが「正直で良いかも!」という価値に変わります。リクルーターの方へ、会社の雰囲気を伝えられるメリットもありますよ。

金田:Team Energyも失敗の連続の上に今がある。挑戦をした上での失敗は仕方がないし、次に活かせます。失敗を隠したり嘘をついたりしない経営を謳っているので、そういう意味でも等身大の声を発信できる場は大事だと感じています。

会社として掲げる「八方良し」を追求するために、さまざまなステークホルダーに対して

「社員はこうやって働いています」と伝える。それはTeam Energyのファンを増やしていくことにも繋がりますよね。

── ラジオでは「等身大のTeam Energy」を聴けますよね。記事や動画より、その場のセッションという印象です。

金田:たしかに。ラジオでは感情的な部分が垣間見えるのがいいですよね。

西川:タレントさんの結婚発表や重大発表は、かなりの割合で自分のラジオ番組で発表されるんです。テレビやYouTubeだと目線や表情も意識しなきゃいけないけれど、ラジオなら服も体勢も髪型も気にしなくて良い。リラックスした状態だから、伝えたいことを発表しやすいんじゃないかと考えています。

音声コンテンツは、本音を言いやすいメディアというのは間違いありません。

聴く側も、音声コンテンツは「ながら聴き」ができる良さがあります。映像はやっぱり観なきゃいけないし、可処分時間を奪い合っている現在、ラジオなら家事や運転をしながら聴けるから有効的です。

需要は世界にも広がっていて、Appleは昔からやっていますしAmazonも始めている。日本も誰もが参加できるプラットフォームに変えていかないと、どんどん淘汰されていく気がしています。

ゲストの魅力を引き出す質問を意識

── ラジオを盛り上げるために意識していることはありますか?

金田:実は以前西川さんがMCを務める「みんなのラジオ」に出演した時に、西川さんをみて「プロだ!」と感じたんです、当然なんですけど(笑)。

いわば「声色」。トーンやリズム、言葉の間や抑揚を伝わりやすいように話していて、「こんなにも声の表現の仕方で伝わり方が変わるんだ!」と勉強になりました。

あとは、登壇される方が主役という点。僕はその方の魅力をいかに引き出すかを意識しています。

Team Energyのラジオは僕と人間関係があるなかでの登壇です。話をしてきた経験から、僕なりに伝えたいポイントがあります。それを引き出せる質問や合いの手は意識していますね。

西川:今日も収録を観ていましたが、ゲストの方がずっと喋っていたんですよね。これは、良い質問ができているから。難しい質問だと答えが「そうですね」「はい」くらいで終わってしまう。質問者がやるべきことは、できるだけゲストの方が勢いよく喋れる質問を投げかけることです。

Team Energyのラジオは、ゲストがとにかく喋る!質問自体はそんなにたくさん用意していないんですが、ゲストの方が「よくぞその質問をしてくれました!」というくらい時間めいっぱい答えてくれるんです。

── 出演者の方に感謝ですね。

金田:こちらの意図を汲んでくれるんですよね。僕が過去に話をしてきている人が登壇しているので「過去に聞いたエピソードを引き出したい!」と思ったらそういうのを質問したりしています。

西川:同じ質問を、Aさんがするのと金田さんがするのとでは意味が違ってきますよね。ゲストとの関係が構築されている金田さんがするから良い回答になるんです。これも社内外ラジオの特徴かもしれません。

社内も家族も巻き込んで育てる!

金田:実はラジオを一番楽しみにしてくれているのが、僕の母なんです。ラジオのことを伝えたら車の移動中に聴いてくれているみたいで。以前帰った時に言われて嬉しかったです(笑)。

ステークホルダーが多様になったなかでも、働いている人の家族ってすごく大事なんですよね。どんな人と働いていてどんな活躍をしているのか。親から見たときに、ラジオだと何をやっているのかがわかりやすいみたいです。

西川:何か感想とかありました?

金田:ありますね。ダメ出しされます(笑)。

西川:それも嬉しいダメ出しですよね!

よく「社内外ラジオを盛り上げるためにはどうしたらいいですか?」と聞かれますが、簡単なのは有名人を使うこと。でも社内外ラジオで大事なのは「育てる」ことです。

育てるためには周りの人に「聴いてね」と伝えたり、家族や友人・知人に伝えたり、みんなを巻き込んで育てるのが重要。出演する社員さんに「ぜひ親御さんにも聞いてもらってね」と伝える社長さんもいます。そういう意味でも金田さんのお母様が一番のリスナーというのは素晴らしいことですよ。

金田:知ってもらう機会をつくるのに、ラジオが有効なんだなと実感しましたね。ちょうど今Wantedlyで応募してくれた人と面談しているのですが「ラジオを聴きました!」という方がいて、エントリーの後押しになったみたいです。

西川:聴いてくれている人とは話が早いですよね。こちらの雰囲気も伝わりますし。

金田:「Team Energyを知りたい」と思った時に、ラジオを聴くことが今後増えてくると思うんです。そうすると共通の話題ができる。こちらとしても「そんなに深く理解しようとしてくれているんだ!」と思えます。「いずれ出てくださいよ」みたいな会話もできますよね。

── Team Energyは常に変わっているからこそ、2週間に一度のラジオで「最近のTeam Energy」が紹介できるのはすごくいいことですよね。

金田:もちろん1回1回の放送にも価値があるけれど、回数を重ねて1年前と1年後でどう変化したのかを見るのも面白いと思います。Webサイトの場合、更新されると最新のものしか見れないけれど、ラジオはアーカイブが残るから変遷が体感できる面白さがありますよね。

── いろんな方が参加すると、ますます面白くなりそうですね。

働くメンバーの価値観やマインドが垣間見える

── 今までの放送で、印象に残っている話はありますか。

金田:僕が知らないTeam Energyという意味では、中島さんと河原さん。Team Energyの事業構想以前から関わりのあるお二人なので、いわばTeam Energyの歴史の生き証人です。お二人とも違う形で歩みを遂げてきて、その生き様がTeam Energyでも表現されていると感じました。

── 中村代表と河原さんが長く一緒に住んでいて、どんどん部屋が大きくなったとか面白いお話でしたよね!

金田:中島さんは事業にどんどんチャレンジしていく。河原さんは社長を補佐していく。それぞれの働くマインドや価値観が垣間見えて、どんな働き方や価値観でも一緒に働ける度量があることが表れていました。

西川:こんな会社、ほかにはないですよね。「社長の席を空けています。一緒に成長していきましょう」ってすごいチャレンジだと思います。

金田:もちろんプレッシャーはありますが、期待されていることを感じて刺激を受けますし、その刺激を糧に成長できる。これがTeam Energyの魅力かなと思います。

相互理解が深まるコミュニティを目指して

── 社内外ラジオでこれから考えていることはありますか?

金田:まずは継続していきたいですね。継続することに意義があるし、価値がある。Team Energyの連携やグルーヴ感につながって、コミュニティのようなものにしていきたいんです。ラジオで生まれた価値を、より良い形で活かしたいとも思っています。

社内的にはラジオを通じて、それぞれの魅力を発掘・発信して相互理解につながるものにしていきたいですね。

社外でいえば、声を通じたメディアコンテンツは自然に耳へ入ってくるし、ながら聴きもできる。ラジオをいろんな場面で使っていただいて、Team Energyの意外な一面や「この人はこんなふうに関わってるんだ」なんて発見ができる場として重宝していただきたいです。

── 西川さんからアドバイスはありますか。

西川:Team Energy創業者の中村さんは、私の経営者仲間でもなかなかのリスペクトのされ具合なんですよ。立派な会社の社長さんばかりなんですが、その人たちから見て「Team Energyの創業者ってすごい人」っていう感じになっていて。

そのTeam Energyのすごさを、もっと多くのリスナーのみなさんや関係者のご家族だったりが「すげえ会社で社長やってるんだ」「一緒に仕事してるんだ」と感じられるといいなと思いますね。

金田:そういえば、西川さんがかわさきFMをチョイスしてくれて放送させてもらっているので、川崎で何かやりたいですよね!今Team Energyでは、地域創生チャレンジをやってるので、川崎チャレンジみたいなのはちょっとやってみたいです。

西川:せっかくのご縁ですからね。何かやりましょう!

ラジオだからできる発信がTeam Energyの価値になっていく

パーソナルな部分の深掘りや等身大な声が発信できるのは、社内外ラジオというコンテンツだからこそ。

これからも、さまざまな方の本音や失敗談を聴ける場であり、お互いの理解が深まる場に成長していきそうです。

Team Energyの社内外ラジオ「夢と事業を育てるラジオ」はかわさきFMにて第1・第3火曜日の夜8時から放送中です。

Spotifyでも視聴ができるので、ぜひ一度聴いてみてください。

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